デザインを自由に変更しにくい
住宅を建築する場合には、大手住宅メーカーを選ぶ人も少なくありません。大手メーカーにはたくさんのメリットがあるため選ぶわけですが、その半面でデメリットがあることもよく理解しておく必要があります。メリットとデメリットの両方のバランスを知って初めて、後悔せずに業者を選ぶことができるわけです。 デメリットの一つは、デザインを自由に変更しにくいことです。大手住宅メーカーの場合には、あらかじめブランドが設定されておりそのブランドを売りに出しています。ブランドは、ある程度形が決まっており必要最低限は変更することができますが、完全にオリジナルの設計にすることは難しいです。そのため、ブランドがたくさん用意されているところは、設計をする場合一定の制限がかかると考えてよいでしょう。

担当者が途中で変わってしまうこともある
大手住宅メーカーは、全国規模のところが多い傾向にあります。東京にある大手住宅メーカーは、大阪や九州あるいは北海道の大きな都市にもある可能性が高いです。この場合、どのようなデメリットが考えられるかといえば担当者が転勤してしまうことです。担当者もずっと1か所にいれば問題ありませんが、会社内のさまざまな理由により2年から3年ほど経過すると転勤してしまうことが多くなります。そうすると、住宅を建築してもらった時の担当者に話しをつなごうとしても、すでに別の支社に転勤している可能性も少なくありません。もちろん、大手住宅メーカーの方では引き継ぎをしっかり行ってくれますので、話しが食い違うことばかりではあまりありませんが、担当者のことが気に入って住宅を建築した場合には残念に感じるでしょう。